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2019年04月05日

冬が明けて

お久しぶりです。
まだまだ寒い日が続きますが、ようやく春の訪れを感じられるようになってきました。

室内温室のヒータ―も止めて、外出しの準備を着々と進めております。

今年の脱落者は畑にいた三尺バナナの大きな子と外に出しっぱなしにして水やりを忘れていたゴールデンドラゴン、ミニドラゴン、タマリンドと、謎の枯死を遂げたオオミノトケイソウ、スターフルーツの紅蜜絲種、アテモヤのジェフナーでした。

驚きだったのがアイスクリームバナナ。
去年はアボカドが枯死した環境(風が強い霜も降りる畑)で越冬に成功!
また、家で保険に取っておいた子株に至っては戸外越冬株なのに葉が残りかけているという元気っぷり。
意外と寒さに弱いと言われていたアイスクリームバナナがここまで健闘するとは予想外でした。

また、去年は畑で枯らしてしまったアボカドですが懲りもせず家で戸外越冬を試したらなんと越冬成功。
ヅタノが2株なんですが、1株は要らないのでオークションに出しますね!

あと、今年初挑戦のカカオですが、室温15℃前後、事故で9℃前後まで降下したのですが、意外と元気。
現在は10℃+あたりで管理してますが、思ってたより低温に強い印象です。
この子も5月に近づいて気温が安定してきたらオークションに出そうと思ってます。


と、近況報告をしたところで植物に関するFAQです。

Q:枯れている植物をそのままにしている家庭を見かけます。
聞くと、枯れているかわかんないから復活すると思っておいたままにしているそうです。
枯れてる枯れてないの判断はどこでしたらいいのでしょうか?
また、復活はするんでしょうか?

A:枯れているか確認するには、枝先から折っていくのが一番です。
パキンポキン折れるならその部分は死んでいます。もし幹の部分まで乾いた感じで折れるようなら植物は死んでいます。
燃えるゴミに出しましょう。
逆にブヨブヨして皮がズルッと剝ける時はミイラをふやかしただけの状態です。
燃えるゴミに出しましょう。
折る時に抵抗を感じたり、断面が緑の時は生きてます。

折るのは気が引けるという場合は、根に近い幹の樹皮を爪でガリガリ削ってみましょう。
緑の部分が出てきて瑞々しい感じがするようなら、その子はまだ生きてます。
その時は枯れてる枝を整理して復活に備えましょう。
逆にブヨブヨしていたりカサカサしているなら死んでいます。
燃えるゴミに出しましょう。

復活する可能性はその原因と植物の体力によりけりです。
個人的な感覚で生存率を書いてみます。
軽度の水切れ(若干のしおれ)90%
中度の水切れ(全落葉・枝枯れ)60%
重度の水切れ(葉がついたまま枯れる)5%
寒害(生育不良による根腐れも含む)20%
虫害(コガネムシ・アブラムシ・カイガラムシ)60%

なんにせよ、枯れるまでに何かしらの兆候があるはずです。
用土の乾きが早いとか、逆に水の吸い込みが悪いとか。
原因は様々ですが、同じ失敗をしないように普段の管理も気を配ってあげたいですね。


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Posted by ちゃこ794 at 00:44│Comments(0)雑記
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愛知県南部で熱帯果樹栽培してる男の子です。